WBCでの日本人の活躍の余韻が残る桜の季節です。桜の木に近寄り、見上げて過ごせることが私のとっての「にっこり」の時間です。最近は、漫画「夜回り猫」が好きです。「泣く子はおらんかね～」「涙の臭いがする」など、コロナ禍ではよく分かる言葉です。鍼灸院の患者さんにおいてもさまざまなお話を聞き、涙を見ました。たくさん泣いても、鍼灸にて対策が分かれば、皆、「にっこり」になっていきます。
少しでも心身を良い方向へ導き、希望になれたらと思って仕事をしています。私自身は自営業なので、先輩、上司はもちろんいません。この1ヶ月はジェームズ・アレンの「原因」と「結果」の法則を読み返しています。中医学の内因と一致する考えも多く、参考になります。「肉体は心の召使」「あらゆる種類の不安が肉体を混乱させる」「混乱した肉体は病気に対してあまりにも無防備」など、いずれも共感できる内容です。
不安を消す特効薬は、行動することだといつも考えていますが、行動すら覚束なければ、具体的なアドバイス、ある程度厳しめのアドバイスをくれる人を周りに置くと良いと思います。そして、依存するでなく、それを確実に実行する癖をつけていけば徐々に道は拓けて来ます。さまざまな病に苦しむ患者さんの良きアドバイザーになれたらといつも思っています。新年度に向けて、健康の土台作り、養生法獲得を目標に、鍼灸を利用してみませんか？木戸鍼灸院