過労のサイン 「舌が曲がって出てくる」女性専門 木戸鍼灸院 

 年度末が近くなり最近は、過労気味の人、慢性的な頭痛を抱えている人などが治療院に現れます。

 そんな来院者の中で、舌診の時、舌を真っ直ぐに出しているつもりなのに、左右のどちらかに曲がってしまうケースがあります。これ、危険なサインの時がある。怖いのは脳の血流障害が起きている場合です。こういった時は即刻、病院受診を促す事もあります。

 実際、以前来られた50代の女性で、上記のような舌診の結果(=サイン・兆候)を説明し、病院受診を促したことがあったのですが、数週間経ってもなかなか受診されず、とうとう職場で倒れ、その後、1年間のリハビリ生活を強いられた方がいらっしゃいました。

 鍼灸医学はそういった「舌診」などによる体表観察から未病から已病(=本当の病気になること)になる手前で危険を察知・回避していただくこともできます。頭痛や不調には本当にさまざまな原因がありますから、四診をして慎重に対応しています。

 いつの間にか頑張りすぎて、交感神経優位になり過ぎ、過労を見逃していませんか?周囲の期待や役割に応え過ぎていませんか?良いパフォーマンスを長期に渡りだし続けるためには鍼灸で疲労をこまめに解消すると良いです。木戸鍼灸院で四診=体質把握してみませんか?