夏から秋への養生 名古屋 木戸鍼灸院 女性専門

秋になったにもかかわらず、 夏の生活を引きずっていませんか?

冷たい飲み物や食べ物は、 不調に繋がります。 今日も紅茶にジンジャーパウダーを 溶いたものを頂きながら お話を進めます。

季節外れの冷たいものが侮れないケース をお伝えします。 

40代女性 会社員   下腹部に痛みを度々感じ、 人間ドックにて検査を受ける。  異常はないが、下腹部の痛みはおさまらない。 そのため、木戸鍼灸院へ。

他に不調を抱えていますが、 先ずは下腹部の痛みを引き起こしている ことは何かを初診にて調べるとともに、生活の見直しをしました。 シャワーではなく湯船に浸かること。 冷たい飲み物や食べ物を控えること。 夕食を午後8時までに出来るだけ終えること。

女性の体温は冷たいものでどんどん下がってしまいます。 朝晩の気温が低く、オフィスにて冷房を浴びて いますから、お風呂に浸かることで低体温からの回復というサイクルはとても大事。

気の通じないところに痛みが生じる。 これが中医学ではスタンダードな 考え方。 冷えてしまうことで気のめぐりが悪くなり、痛みに 繋がる。  今回のケースは、患者さんが上記の見直しを 実行したので、すぐに下腹部の痛みは無くなりました。 患者さんは、 「こんなこと(些細な)で痛くなくなるなんて。」 と驚いていました。 中医学をもとに鍼灸を行う立場としては、 とてももったいないと思ってしまうケース。こんな事でずっと痛みを抱え込むなんで本当に馬鹿馬鹿しいですよ。これから少しずつ気温が下がります。 用心しましょう。   木戸鍼灸院            旧ブログはこちらです→ 養生ブログ