鍼灸医学で新型コロナウィルスを治療するにはどうすればよいのか、東洋医学を主軸に活動しているセラピストなら何度となくシュミレーションしているのではないでしょうか。
ニュースにて「名古屋市内で新型コロナウィルスに感染し死亡した高齢者の死因は心筋梗塞でした」とアナウンスがあり、自分が鍼灸をするならば、古代鍼を使用し、脾胃の邪気が心下を突くことのないよう細かく散じていくことを主眼にし、お灸にて補法を行うだろうと。
体表観察や本人またはご家族からの情報より、治療の流れは変わりますが、肺炎に対し、抗生物質やステロイドやエイズに使用される薬などによる対症療法より、患者さんの体力を温存しつつ回復を見込める鍼灸医学は本治療法であり、弱者を救う医学ともいえます。
最先端の医療であっても、ウィルスが進化してしまえば、より、強力な対症療法を編み出さねばならない状況に陥ってしまう可能性があるため、ウィルスは退治しても内臓が大きなダメージを受けます。そういった、身体の根本が回復不能になることのない、「中庸の医療サービス」を上手く取り入れた世の中を願うばかりです。 ホームページ→ 木戸鍼灸院 旧ブログ→ 養生ブログ