乳がん 未病のうちに防ぎたい 木戸鍼灸院 

  • 2025年9月24日
  • 2025年9月25日
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  ピンクリボンフェスティバルが10月に開催されます。私が小学生の頃、母が40代で乳がんになりました。乳房を全摘した影響で、重い物を持てない、腕の浮腫が出る、ピアノが弾けなくなった、術後の傷口にブラジャーが当たって痛む、服用を長期間続けなくてはならない等、様々な不調や悩みを抱えて生きることになりました。

 がん患者の会に入会し、再発の不安を抱えた人達と話をしたり、傷口への接触が柔らかいパッドや下着について、お互いに情報共有し合ったりしていたようです。インターネットのない時代でしたから、不安感・孤独感は大変なものだったのではと想像します。

 昨年、梅宮アンナさんが乳がんの手術を受け、やはり、乳房全摘後の下着に困る経験をしたため、その後、そういったケースの術後でも使い易いような下着作りをデザインしているそうです。

 現在はSNSで発信されている情報があるので疑問や不安は解消されやすいのですが、できることなら、当たり前ですが、乳がんを予防できるよう、生活習慣を10代のうちに学び、若年期から壮年期の発症を防げることを啓蒙し続けたいと考えています。もちろん、家系=発症し易い体質というのはあると考えます。私自身もそうでした。それを、生活習慣と治療で修正していく作業を当院では行っています。

 また、育児や介護、仕事と家事の両立など負荷が加わっても使える福祉サービスなども利用し、過労やストレスからの発症リスクをも軽減していくのが良いと考えます。

 木戸鍼灸院では施術、養生指導、さまざまな情報なども紹介することで、鍼灸師として、患者さんが、がん発症しにくい体作りの提案をしています。もちろん、婦人科疾患も得意分野です。微力ですが、今後も女性の人生をお手伝いし続けていくつもりです。木戸鍼灸院