年末になり、食事の内容が様代わりする人が多いことでしょう。家族や友人との交流に食事は欠かせないもの。どうしても食事の量が多くなる時期です。 また最近は、仕事で踏ん張りが効くよう、筋トレをする人も増え、全体として、「高蛋白食(肉・魚介類)」を積極的に摂取している人が多くなりました。
今日は、心の片隅に置いていただきたい食養生を一つお伝えします。
木戸鍼灸院ではもちろん、婦人科疾患を中心に診ているのですが、夫婦のうち、女性が子宮筋腫や子宮癌になっている=瘀血があると、男性は痛風や膵臓炎になり易いという傾向があります。食事を共にしているため、夫婦共々、高蛋白食になり過ぎてしまい、病を招いているようです。
食事を用意する人の責任は重大ですが、食事を口にする側も良かれと思って行っている偏食が、病の引き金をひいている事もあります。言ってみれば本末転倒状態です。 結果として、子宮の病も痛風も、鍼灸では瘀血を動かす処置を施していきます。
しかし本人に間違った食事をしているという自覚が無い場合、施術していったとしても、、患者さんの意識に変化がなければ、穴が開いたバケツに水を溜めようとしているようなもの。効果が半減してしまうでしょう。 健康体に近づくには必要だと無自覚にしてしまっている間違った行為・行動が無いか、まずは私と一緒に見直すことが、意外と大切な事になります。
もちろん、生活習慣を見直すにはエネルギーがいりますが、得るものはとても大きい。何が必要で何が不必要か、分からない方は一度、来院されてください。木戸鍼灸院では、施術とセットでしっかりとお伝えしています。 木戸鍼灸院