扁桃腺が反復して炎症を起こすために切除をしてしまったという女性に接する機会がありました。
私は幼少の頃、虚弱で毎月高熱を出し、中耳炎や扁桃腺が腫れて痛む事が度々だったのですが、小学生になってからは内科へ行くこと無く、自然治癒に任せる方針の家庭で育ったおかげで、現在まで「無」手術で来る事ができています。
ただ、旅先で熱中症になったとき、そこで受診した内科の先生に「手術を勧められなかったの?」ということを言われたので、やはり西洋医学の視点だと切除対象の扁桃腺なのでしょう。
しかし、中医学の視点であれば、1 生活習慣見直し 2 飲食(=偏食しない) 3 辛いものを控える 4 適度な運動=免疫力向上 +時々の鍼灸治療 で十分に対処できてしまいます。身体のどの部分でもそうなのですが、その時点で「炎症」があるからといって扁桃腺を切除、卵巣が腫れているから切除等、対症療法になっていくと、人間として気をつけるべき養生の意識もどんどん薄れます。木戸鍼灸院で治療を受けていただければ、疾患の発症=悪習慣の積み重ね という原点に立ち返ることができると思います。
結果として、さまざまな必要の無いと思われる手術回避に繋がれば幸いです。木戸鍼灸院