ますます寒さが増してきました。温かい食べ物や飲み物にしていますか?
じっくりと半身浴しやすい季節でもあります。治療院で主に婦人科疾患の鍼灸をしています。 妊活のお手伝いもしています。
妊娠に必要なのは、冷えていない体。 血流の良い体。具体的には、基礎体温が36、5℃以上あること。いまは低体温の女性が増え、 妊活云々より、冷え性をなくすことからスタート になります。
冷えには、いくつかパターンがあります。 便利な生活で、肉体労働をせずにすんでいるため、 筋肉があまりないため、低体温。仕事と家庭の両立でヘトヘトになっていて、 疲労困憊で低体温。ご主人の帰宅が深夜なため、夜ふかしとなり、 朝は家事をするため早起きして、 慢性的な睡眠不足で低体温。結婚してから太り、脂肪が血流を悪くし、 低体温。料理を作るのが苦手で、出来合いのばかり食べて、 栄養のアンバランスから、低体温。
色々なケースがありますが、傾向と対策を練り、 鍼灸を提供しています。鍼灸治療は鍼灸師が提供できるのですが、 日々の体のケアは、患者さん次第です。そのため、妊娠に到るまで、個人差が出ます。 もちろん年齢差や婦人科の既往症の有無など 背景は異なりますから、差はつきものです。
中医学では、日々の生活習慣を土台とし、その上で、 鍼灸や漢方があり、当然ながら、西洋医学にて、 子宮や卵巣に異常が無いか確認の上で、患者さんとの お付き合いがあるのです。体が冷えないように、夜風対策で、パンツスーツ で通勤するといった、日々の自分の体を大切にする ことは、患者さんにしかできないため、 自覚できるかできないかで、雲泥の差になります。この仕組みが理解できていないと、 高度な生殖医療が解決してくれる、治療院が解決してくれるなど、依存した捉え方になりがち。 残念ですが、この思考パターンになると、 体のケアをコツコツやることができず、 結果がでなくて長期にわたり迷走してしまいがちなのです。
体質改善するとしないとでは明確に結果が出てしまいます。 やはり、体は嘘をつきません。 体質が変わると、元気さも出て、人生が好転するようです。木戸鍼灸院