東洋医学の「気虚」という言葉

先日夫と夜カフェをしました。カフェインレスが無かったので、明日は休日だからとアメリカンコーヒーを選択。すると、頭は冴え渡り、その夜は楽しく お話しましたが、しっかり睡眠の質は 低下。翌日はすっきりしないまま過ごすことになりました。やはり昼下がりのカフェでお話するのが いちばん!と反省でした。 年齢に合わせて楽しみ方も変えて いかないと。 体調を乱さないカフェイン摂取のタイミングは ありますよね。

今日は 『気虚』という言葉。胃腸が弱く消化吸収が上手くいかないため、 胃もたれしやすく、よく噛まないと栄養が エネルギーになりにくい。 さらに、冷えやすくて風邪を引きやすく、 疲れやすい、浮腫みやすい。 これ、中年の体質なんです。 シニアになれぱ、ほぼ皆気虚になります。

先日、60代の女性患者さんに舌診の後、 「あなたがお悩みの胃もたれは気虚だからですよ。」 と伝えたところ、 「病院では胃に何も無いと言われてます。」 と噛み合わない会話になりました。未病からスタートするのが鍼灸や漢方。本人が「不快だけ」を感じているうちに、それを和らげる ために鍼灸を施術する。その「不快」を放ってしまうと「病気」になるからです。生活習慣の中にも原因はあり、例えば毎年、寒い時期になってもアイスクリームを 食べてるとお聞きし、 胃にとんでもない負荷をかけるから、 冷え症なんだとお話をし、 胃のためにどんな生活習慣が必要かを お話します。 シニアなのに、 寒い季節にアイスクリーム。 氷の入った水など、知らないことで うっかり胃を痛めつけていることは あるのです。 胃を大切にすると、体調が変わりますよ。 鍼灸で元気になりませんか? ホームページ→ 木戸鍼灸院